ホイールが汚れる3大原因

ホイールが汚れる原因は、主に次の3つです。

• ブレーキダスト
• サビ
• 走行中の泥や雪など

ブレーキダストの汚れは、外車に多く見られる特徴です。ブレーキを踏んだ際にローターが削られて生じる鉄粉がホイールに付着します。これを放置しておくとやがて鉄粉が酸化し、赤茶けたサビへと変化してしまいます。
また、ホイールは地面に近いところで回転しているため、路上の泥や雪などの汚れが付着します。

ホイールコーティングが必要な理由と期待できる効果

ホイールコーティングは、ホイールを汚れから守るために必要です。ホイールコーティングで期待できる効果は、以下の3つです。

汚れにくくてお手入れ簡単

ホイールコーティングをすると撥水性が高まり、汚れが付きにくくなります。たとえ汚れてしまっても水洗いで落とせますので、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。とはいえ、汚れが付いたままずっと放置していると、コーティングの効果も薄れてきてしまいます。お手入れは、こまめに行ってください。

劣化しにくくサビにくい

紫外線や熱などの影響を受け続けていると、ホイールはやがて色あせや塗装の剥離などを起こしかねません。また、海の近くや雪国では、海風や融雪剤などによる塩害でホイールがサビてしまうこともあります。そこで重要なのが、ホイールコーティングです。耐熱性や塩害抑制効果が高まり、劣化しにくくサビにくい状態へと導きます。

ブレーキダストが固着しにくい

ブレーキダストは放っておくとホイールにこびりついてしまい、洗車してもなかなか落とせません。ホイールコーティングをするとブレーキダストが付着しにくく、たとえ付いても固着しにくい状態へと整えます。

ホイールコーティングを長持ちさせるには

できるだけホイールコーティングを長持ちさせるには、洗車方法の工夫が大切です。硬いブラシで擦るとせっかくのコーティングが削られてしまいますので、柔らかめのマイクロファイバークロスなどを使ってください。

ホイール用洗剤の選び方にも要注意です。酸性やアルカリ性の洗剤は汚れを落としやすいものの、強力であるがゆえにコーティングまで傷付けてしまいかねません。ホイールの洗浄には、中性洗剤をおすすめします。

お手入れ作業に入る前に、まずは流水でホイールをしっかり洗うことも忘れてはいけません。鉄粉などの汚れが付着した状態で擦るとコーティングが傷付くおそれがありますので、流水で洗ってから作業を始めてください。

ホイールコーティング剤の種類として、ガラス系があります。プロウェルで販売する「クリスタルプロセス 液体ガラス被膜剤 ホイール・金属用」は、有効成分90％の超硬度被膜を実現し、ブレーキダストや粉じんを寄せ付けない、クリスタルガラスに匹敵する輝きと硬度が特徴です。